ホロスコープの図は中心から12本の線で区切られていますが、ハウスとはその中心部を指します。
第1から第12までのハウスがあり、星座のエネルギーが下りてくる場所を象徴しています。
ハウスの番号は左回りに数えますが、これは地球の自転が左回りになっているのとシンクロしているのも特徴です。

生まれた時間で設定され、その時間帯の空にはどのような星座が存在していたのかを表わします。
多くのホロスコープの要素は星座に司られておりどちらかと言うと直近の未来を予見するものですが、このハウスだけは現在の人生を占うものです。
占う対象者の置かれている状況や環境などを的確に把握し、それを中心に据えることで俯瞰して眺めて、周囲の星座との相関性を分析しながら全体像を見るために役立ちます。